調布女子学生会館便り

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ユジャワンさんのリサイタルに行ってきました♪

2026-06-16
昨日の館長ひとりごとに書いたように、サントリーホールでのユジャワンさんのピアノリサイタルに出かけてきました。各公演ソールドアウトだそうで、日本ツアーの最終公演だったそうです。
そのせいか、カジモト事務所の社長さん?のような方もホールの入り口に居て、招待客の方なのでしょうか、挨拶したりする様子が見られました。
写真はアンコール時も含めて禁止だったので、公演前のピアノ(笑)の写真しかありません。つまらない写真でごめんなさい。

さて、私は初のユジャワンさんでした。何しろ、プログラムは休憩なし、拍手なし、と音に関してすごく神経質そうなので、もっと張り詰めた怖い演奏会になるのかと思いましたが、とても美しく楽しい演奏会でした。

私はピアニストは皆、とにかく上手いという感想しか持てないセンスの無さなのですが、ユジャさんはまず、演奏スタイルが姿勢も良く美しいのです。そしてしっかりした体幹からの力強い魔法の手から、優しい音色、迫力のある音など様々な音を繰り出すという印象でした。
サントリーホールP席
アンコールになるとユジャさんの本領発揮のようで、とてもリラックスして楽しそうにピアノを弾いていた気がします。
一緒に行った友人が言っていましたが、ピアノが大好きなのだろうね、天才よね、それに尽きます。
アンコールをふくめ、休憩なしで約二時間半ほどの長丁場のリサイタル、疲れも見せずに、気分さえのればもしかして一晩中弾いていてくれるのでは?と思わせるようなノリの良さ、時々、オーケストラでも聴いているのかと錯覚するような多彩な音の数々、、、、どれをとっても心を揺さぶられる、また、元気になれそうな素晴らしいコンサートでした。
違う曲もあった気がしたのですが、一応曲目をあげておきます。

サティ グノシエンヌ 第一番
スカルラッティ ソナタ へ単調K466 L118
グラス エチュード第6番
ショパン 12の練習曲作品25 第2番   ノクターンハ短調作品48-1
グバイドゥーリナ シャコンヌ
ラフマニノフ 前奏曲作品23より 大5番ト短調  12のロマンスから なんという苦しみ作品21-12
メンデルスゾーン (ラフマニノフ編) 夏の夜の夢 作品61より スケルツォ
アデス オペラ パウダーハーフェイス による演奏会用パラフレーズ
ラヴェル ラ・ヴァルス

アンコール
ベートーヴェン ピアノソナタ月光第一楽章
サンカン トッカータ
レクオーナ 組曲アンダルシアより マラゲーニャ
ショパン ノクターン嬰ハ短調
メラルティン バルカローレ作品59-1
シベリウス 13の小品作品76より 第2番エチュード
マルケス ダンソン第2番
ブルーベック トルコ風ブルーロンド
コズマ 枯葉
アロム ディスプレイスドエチュード
ブラームス インテルメッツオ嬰ハ短調作品117-3
チャイコフスキー (フェインベルク編) 交響曲第6番悲愴より 第3楽章
ショスタコーヴィッチ(ユジャ・ワン編) 弦楽四重奏曲第8番ハ短調作品110より 第2楽章
シューベルト=リスト 糸をつむぐグレートヒェン
モーツァルト(ヴォロドス、サイ、ユジャ・ワン編) トルコ行進曲

凄い曲目数ですね!
繊細からダイナミックまで、圧倒的なパフォーマンスでファンが多いのも納得です。一生に一度は(チケットが高いですし気まぐれだけど)聴きに行くことをお勧めします。

今年も台東薪能

2026-06-05
いつもいつも館長の趣味ブログ化しております。

今回は台風がギリギリ去った、6月3日の夜6時から開催された台東薪能です。毎年観させていただいているのですが、晴れていれば浅草寺の境内に舞台が建てられ、薪も次々にくべられて、暑い、熱い能舞台になるものです。
今年は時期を早くして6月の初旬開催となりましたが、台風とぶつかり、浅草公会堂で行われました。

演目は
隅田川
狂言 口真似
小鍛冶
でした。

隅田川は台東区を流れる川で、ちょうど3日は隅田川に氾濫警報が出ていました。

隅田川といえば5、6年前のドラマで宮藤官九郎脚本の「俺の家の話」を思い出します。当時、息子が嵌ってみており、その延長線上で息子を能楽堂へ連れて行き、お能を一緒に観たこともあります。
さらわれた息子梅若を探し回る狂女の話で、悲しい話です。坂真太郎さんがシテをつとめました。

写真は、小鍛冶に出てくる、稲荷権現の化身の狐です。狐は妖狐のように悪役で出るかと思えば今回のように刀を一緒にうってくれる良い役もあるんですね。観世喜正さんが前シテの女、後シテの狐で大迫力でした。

最近のお能のイベントのいくつかでは、能舞台のあと、フォトセッションタイムを設けてくれ、SNSなどにアップしてというアナウンスが流れたりします。お能や伝統文化の世界も変わってきたなあと思います。
お能はシンプルですが、能衣装は華やかですので、外国の方にも体験して欲しいですね。


美術散策

2026-05-19
今週の日曜日に、文化的な友人と日暮里から上野までそぞろ歩きながら、朝倉彫塑館や東京藝術大学で開催されている、NHK日曜美術館50周年展を見にいきました。
午前中から家を出て、なかなか暑い日でしたが日陰は少し涼しくて快適な散策日和でした。
谷根千あたりは昔はよく行ったものですが、ブームになってからご無沙汰しており、人出も多いのでびっくりしました。もちろん、観光客も多く、ガイドツアーの人もいました。
アトリエは鉄筋コンクリート造りで和洋折衷な建築の朝倉彫塑館ですが、中庭には池もあり、内装は凝りながらも純日本的で懐かしさを覚え、リラックスできました。

それから、写真にある東京藝術大学のほうへ向かったのですが、昼ごはんの時にお酒を飲んでしまい、やや酔いがまわってしまいました( ´艸`)

写真可になっていたので、ピカソの絵を二点、のせておきます。

ぎゅうぎゅう込み合った展示会ではなかったので、ゆっくり鑑賞もでき、楽しかったです。

上野公園は相変わらずにぎわっていました。

館長バラ園2026

2026-05-07
今年のゴールデンウィークも終わりました。皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私はコロナ前は何度か一人で海外に行ったりしていました。けれどコロナが終わり、愛犬も年を取り、父母も旅立ち、今は残された愛犬とできるだけ一緒の時間を過ごそうと思っているので、旅行はなかなかできません。

その代わり、今年はいつも帰ってきてから見ることになるバラの花を開花からじっくり毎日眺めることができました。
冬の間、土替えをしたり、剪定をしたり寒風に吹きさらされながら頑張った甲斐があるというものです。
今年は4月26日ころから開花が始まり、昨日今日がほぼ満開、でもまだ開いていない赤バラもあります。
写真は上からイングリッシュローズのガートルードジェキル、次の写真もバラのベランダの反対から写したもの、
フレンチローズのシャトードゥシュベルニー、良い香りで大輪のヨハネパウロ2世、こちらも良い香りでアプリコット色が可愛いジュールヴェルヌ(なぜ?)、
ロサオリエンティスの秘密の花園シリーズから、コリンクレイヴンです。
まだ、メアリーレノックスやダフネが大きく咲いていますが、今年は良く大きく咲いてくれたと思います。
冬の間の苦労、これからの虫との闘いなどもありますが花が美しいと報われますね。

というわけでお花見の連休でした

牛田智大さんのコンサートに行ってきました

2026-03-23
学生さんのご卒業、お引越し、、、皆さん天手古舞ですが実はこちらも皆さんからのいろいろな質問やご要望があって天手古舞な3月です。多忙なのですが、息抜きにコンサートに行ってまいりました。
去年のショパンコンクールのセミファイナリスト(でしたよね、、?)牛田智大さんのオールブラームスのプログラムのコンサートです。
牛田君、(くん、と呼ぶのが以前行ったコンサートでは相応しいあどけなさだったのですが)すっかり成長して身体も大きくなって、若者の変身はあっという間ですね。華奢な雰囲気だったのが、大人の男性になった感じです。きっと大人気なのでしょうね。相変わらず友人の秘書がチケットを取ってくれたのですが、完売だそうです。
ファンも女性が多そうです。

去年のショパンコンクールでは規定の時間を越えてしまったらしくそれでファイナルに行けなかったという説もあります。

ブラームスの晩年のピアノ曲は珠玉の作品たちで、愛好する人が多い作品です。
かくいう私も10年ほど前によく聴くようになり、ブラームスの人となりや、その生涯を重ねながら聴くと涙なしには聴けない、魂を揺さぶられる作品です。人生の孤独、絶望や諦念の果てにたどり着く静かな心の岸辺、、そんなものを考えさせる作品群です。私もこの作品のなかから5曲ほど弾いたことがあります。弾く途中で考え込みながら、苦労した作品たちです。でも、渋みがあって大好きです。

そんなビターな作品群を若い牛田さんがどのように弾くか楽しみにしていました。
ブラームスの多声の声部が力強く、繊細に奏でられていたと思います。

牛田さんはまだ若いので、もう一度ショパンコンクール頑張ってチャレンジして欲しいです。
年齢を重ねると、また味わい深い演奏になるでしょう。

期待をこめて! といいつつも、コンクールって苛酷だな、音楽家の人たちはずっと競争で大変だなと思うのです。


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