調布女子学生会館便り
調布女子学生会館便り
ロシア大使館に潜入?してきました
2021-12-08
私たちの住む、多摩地区を走る便利で安い私鉄、京王線。(今年は恐ろしい事件も小田急線とともにありましたが、、)
京王帝都電鉄のデパート(おばちゃんに優しいデパートと言われています)のご厚意で、友人とロシア大使館に遊びに行ってまいりました。
一昨年、ロシア旅行するためにビザを申請しにいって以来ですが、もちろん正面入り口から入るのは初めてです。
レセプションルームへと続く階段の壁一面がステンドグラスになっており、有名だそうなので写真を撮っていただきました。
レセプションルームの最奥に金属の作品があって、それも有名だそうです。モスクワ市内の様子です。大きい。
さて、御不浄場に行きたいと申しましたら、壁がドアになっていて(わかりにくい)応接室のようなものがあり、そこがトイレでした。
ミステリーですね、、、、。
民族衣装も可愛かったです。
何をしにいったのでしょうね?
秘密です。(笑)

ショパンコンクール2021
2021-10-21
ショパンコンクール、昨年予定されていたものが今年開催され、多くの人を惹きつけて終わりました。ファイナルの結果発表は日本時間の朝9時すぎ、やっとお昼のニュースに間に合うタイミングでした。結果はかなり揉めたらしいですが、日本人ファイナリストの反田恭平さんはアレクサンダー・ガジエフさんと同じ2位、4位に前回のファイナリストで反田さんとは小学校からの幼馴染という小林愛実さんが選ばれました。
学生さんもピアノが好きで趣味で弾かれる方も多いですし、先日も「今はLIVEでショパンコンクールが観られるなんて、、」とある学生さんと話していたら、お母さまがやはり大好きだそうです。
今回は、youtuberのかてぃん、こと角野隼人さんや、医大生澤田さんという異色な顔ぶれの出場もあり、視聴者が増え、それぞれのファンにクラシックに親しむ大きな機会を与え、クラシック演奏家にとって中々厳しい日本では、クラシックのハードルを下げてくれたことにきっと演奏家の人たちも感謝しているのではないでしょうか。
と、なんだかショパンコンクールのことを熱く語ってしまいましたが、
何故、パドヴァのスクロベーニ礼拝堂の写真かというと、、、
3年ほど前、イタリア旅行した時にパドヴァで友人と落ち合って、ベートーベンのピアノコンチェルトを聴きに行ったのです。そのソリストが、今回2位のガジェフさんだったということを友人に指摘されて、今更ながらラッキーだったな、と思っています。(私は失念しておりました)
パドヴァのスクロベーニ礼拝堂は実は大塚美術館で観て大変感激し、本物を観なければ、、、と二回も観に行きました。古い貴重な建物ですので、人数ごとに入れる時間は決まっています。青い色はすべてラピスラズリの高価な青です。行って良かったと思える場所のひとつです。

金木犀の不思議
2021-10-05
今年は秋の彼岸よりずっと前に木犀の香りに気づき、ずいぶん早いものだなあ、と思いました。
そして花が散るのも早かったです。
ところがここ数日でやっと気づいたのですが、また、前よりも多く咲いて香っているではありませんか、、、。
調布女子学生会館から東急ストアに買い物に行く時によく通る裏道の御宅の金木犀の写真ですが、撮らせていただきました。
散ったと思った木犀がまた咲いている、ラジオ番組でも言及されていたようでなんとなく嬉しいですね。
二度咲するなんて初めて知りました。
父が木犀が好きで、金木犀を植えていたのですが、実は父が入院したりしてから手入れを怠ってしまい、枯れてしまったのです。
今年は父も母も喜んでいそうですね。世の中は混沌としていますが、、、。
どうか、明るい兆しが見えますように、と祈るばかりです。

9.11
2021-09-10
今日読んだネットニュースの中で、20年前の9月11日に起きた、アメリカの世界貿易センターからの脱出を語った男性のものがありました。
生き地獄のような体験をされた方の名は「ジョセフ・ディトマー」氏、保険会社勤務で当日のその時間は会議中だったそうです。
その中で印象に残った言葉を記します。
ツインタワーの隣のビルに旅客機が突っ込んだことを知り、階段で退避したディトマー氏は途中で知り合いの男性にエレベーターで降りよう、と誘われても、火災時エレベーターでは脱出しないという原則を思い出し断ったそうです。
避難するうちにディトマー氏の居るビルにも旅客機が、2階上くらいに激突し、階段の手すりは外れ階段が海のように波打ち、熱気が立ちはだかり、ジェット燃料の臭いがした。恐怖に包まれたが、階段にいる人の間には不思議な一体感があり、ある男性は障害のある女性を背負っていた、、、そうです。
ディトマー氏は「本当に美しい光景でした。いつもこんなふうだったらいいのに」と語っていたそうです。
また、15階では警備員が人々に避難をうながしながら、ゴッド・ブレス・アメリカを歌っている光景を目にしました。
そしてディトマー氏はそれから何人もの消防士や救助隊員が上に登る際にすれ違ったそうです。
「彼らの目は上に行けば帰ってこられないと語っていました。どうすればそんなに勇敢に強くなれるのでしょう」
ディトマー氏と同じく、この方達の想いと運命を考えると私も涙があふれてきます。
あの日、夜11時ころ、ちょうど私は何気なくテレビを見ていました。NHKだったと思います。
画面がいきなり切り替わり、大変不謹慎ですが、ハリウッドの特撮映画の映像のようなものが流れました。空は青かったと思います。
しばらくは自分の見たものが信じられませんでした。私からかけたのか、友人からなのか、、、わかりませんが電話でその映像を見ながら呟くしかできませんでした。
「信じられない、、、大変なことが起こっている」
それからのことは、皆さんも知る通りです。多くの日本人も犠牲になりました。また、戦争が起こり、沢山の命が失われました。
今、アメリカ軍のアフガニスタンからの撤退で、アフガニスタンの人々が困窮しています。以前、たまたま観たアニメ映画「ブレッドウィナー」の世界がまた再臨しようとしているのです。
明日また巡ってくる20年目の9月11日。
世界の平和、また、ディトナー氏が感じたように、「いつもこんなふうだったらいいのに」という優しい世界。
美辞麗句を並べ立てるのは簡単ですが、私たちの生活の小さな場所からでも、少しずつ変われるといいですね。
明日はそんなことを想いながら過ごしたいと思います。

全居室にWi-Fiルーター完備いたしました
2021-08-19
まだまだ収まらないコロナ禍です。東京の大学に進学希望の学生さん、保護者の皆様は不安に思っていらっしゃることでしょう。
とりあえず今のところ調布女子学生会館ではスタッフも含め、罹患者がいないのが幸いです。小さな学生会館であることも幸いしているでしょうし、また、食堂などがあるわけではないので、会館内での接触が少ないのは事実ですが外部から持ち込まれたら、また自分も罹ったりしたらと考えてしまいます。とりあえず、徒歩で行ける一番大きな総合病院の調布東山病院に発熱外来がありますので、何かあればとりあえずそこに向かうと思います。
コロナ禍で広まったリモートワークやオンライン授業ですが、学生会館側もそれに対応できる設備を整えたいと予てから思っており、このほどやっと、各部屋の備品としてRICOHのオフィス用のWi-Fiルーターを設置、またRICOHの保守も受けられるよう契約いたしました。
学生さんのインターネット環境を整え、入ってすぐに使えるということを目指しました。これで、最初の設定などのストレスもなく、皆さんに使ってもらえることができるようになり、少しホッとしています。
また、保守契約もしていますので、パソコンの様子がおかしいなと思った時は平日5時まで、事務局にご連絡くださいね。
