調布女子学生会館便り
久末航さんのリサイタルに行ってきました
2025-12-03
全部友人の優秀な撮影による写真ですが、、
クリスマスの雰囲気漂うなか、コンサートに出かけてきました。仕事後だと疲れますが、綺麗な音楽を聴くとその時は癒されますものね。
昨日はポスターにもあるように、今年のエリザベート王妃国際コンクールで日本人初の2位を受賞した、久末航さんの凱旋公演に行ってまいりました。wikiで調べたら、滋賀県立膳所高校出身で、義兄の出た高校なんですよね。ちよっぴり縁を感じてしまいます。
高校卒業後はそのままドイツへ留学。どこでも最優秀で修了ということで、まずコンクールの最低条件はそれなんだろうな、と前から思っていたことを確信した夜でもあります。
私には実は、ピアノ演奏が良いかまではわからないのですが、昨日の演奏はとても素晴らしかったと思います。
まず、音が綺麗。澄み切っていて、手のよく見える席だったのですが、手はそれほど大きいわけでもなく指も細く繊細な感じで、弱音で速い部分などまるでハチドリが羽ばたくような感じ。正確で、それでいて美しい演奏でした。
特に感じたのはベートーヴェンの熱情ソナタを弾いた時でした。実は、ベートーヴェンのピアノソナタの殆んどは私は苦手で(弾くのも聴くのも)敬遠しがちなのですが、時折、このような美しいソナタを聴きます。私にとってのベートーヴェンの概念を塗り替えてくれるような演奏です。人生で二回め、くらいです。
あと、ロマン派と古典、近代の各曲をきちっと弾く方なのだろうなと思いました。端正な演奏ですね。
これからのご活躍が楽しみですね。
芸術の秋
2025-10-28
今年は秋が殆んどない、、、9月まで夏の気温で、急に冷え込んできたのが最近です。
それでも、芸術の秋ということで、10月に三回、コンサートに行ってきました。
一枚目の写真は反田恭平さん、小林愛実さん夫妻の、それぞれピアノコンチェルトの様子です。
二枚目は、反田恭平さんの協奏曲もプログラムにあった、香港フィルの写真。これは珍しくオーケストラのバック席で聞きました。音は良くないのかもしれませんが打楽器奏者がよく見えて面白いのと、演者の表情や指揮者の様子がわかり、なかなか良い体験でした。
そして先週の日曜日は、エリザベート王妃国際音楽コンクール5位の松本和将さんのピアノリサイタルに出かけてきました。松本さんの音楽への謙虚で真摯な姿勢が、聴衆の静かな感動を呼ぶようなコンサートでした。
このように、ピアノに関わるコンサートを聞きにいっている私ですが、少しトラブルもありまして、(-_-;)
ピアノへのモチベーションが低くなっているところです。
まあ、芸術の秋を楽しみましょう♪ショパンコンクールも終わりましたし、日本ではショパンコンクールが注目されていますが、エリザベート王妃国際音楽コンクールも三大コンクールのひとつで、しかも最も苛酷ともいわれています。
もっと注目されるべき芸術家たちが多くいるのも事実です。
台東薪能に行ってまいりました
2025-08-01
8月30日に、毎年浅草寺境内で行われる、台東薪能に行ってまいりました。今年で3回目、去年は短時間の豪雨で浅草公会堂、一昨年は炎熱地獄の思い出、、、、なので今年はネッククーラーや普段持ち歩かない携帯扇風機など態勢を整えて臨みました。
一昨年は本当に暑くて、、、ご高齢の観覧者が多いので心配になってしまいます。
今年のお能の出し物は鶴亀と土蜘蛛。この薪能はアンケートをとるのですが、なんでも一番多かったのが土蜘蛛だそうです。派手でスペクタクルですものね。
しかし、離れていても暑い、燃え盛る炎は風で時に大きく揺れます。土蜘蛛は、蜘蛛が吐き出す糸が大量に乱舞する演目、蜘蛛の糸に引火するのでは、、、と心配しながら見ていました。
文字通り炎上せぬかと危ぶまれましたが、さすがプロ。風の向きや炎の向きなど計算しつくされ?無事華麗に大スペクタクル場面は終わり、土蜘蛛は退散いたしました。
この土蜘蛛のシテを演じたのが、観世流の観世喜正さん。かなり大きい方で舞台映えがします。声も良いです。
写真は友人が撮影したものを使わせていただきました。私は撮りなれていないんですよね、、、。以前デジイチで撮っていた時も、何回も撮り直しました。
昨日は、風があって案外涼しかったです。夏の風物詩ですね。来年は6月開催のようですが、最近は暑すぎるので演者も火入れ式の方も皆さん大変すぎます。
こうやってフォトセッションの時間も設けてくれます。SNSにぜひアップしてくださいとの放送も。満員御礼な薪能でしたが、お能鑑賞はやはり中々ハードルが高いのでしょうか。
ご高齢の方も多かったですが、例えば50年前からお能に親しんでいたかというとそうでもないと思うのですよね。私も20代のころなど、母と歌舞伎は観に行っていましたが、お能を観に行く身となるとは思いませんでした。
人生の楽しみは多いほうが良いですよね。ただ、真夏の薪能は体力消費が激しいです。皆様、お気をつけくださいませ。演者の皆様もお疲れ様でございました。
今日、上條恒彦さんの訃報を目にいたしました。
たしか去年、ラマンチャの男、で牢名主?の役でご健在だったのに、残念です。ご冥福をお祈り申し上げます。
ピアノリサイタルに行ってまいりました
2025-07-25
久々のブログ更新です。だいたい、館長ひとりごとで毎日のようにブツブツつぶやいていますからね(笑)
調布女子学生会館は、女子寮ですので個人情報のこともあり、なかなか館内のことでアップできることもなく、館長の趣味ブログになっておりまして、まあ、館長ってどんな人だろうと思っていただく端緒になってくれればと思いながら書いています。
館生さんたちには11時門限と言っておきながら、館長堂々の門限破り。仕事終わりにイベントに行って友人と食事をしてきたらやはり遅くなります。館長だからといって、暗証番号で入れるわけではないのです。門限過ぎますと暗証番号でも開かないんです。
それはさておき、昨日は苛酷なことで有名なエリザベート国際コンクールで3位に輝いた、ピアニスト務川慧悟さんのラヴェル生誕150周年を記念したピアノ曲全曲演奏会に秘書の友人と出かけてまいりました。出かける前まではあまりの猛暑で外出も気乗りがしなかったのですが、やはり美しい音楽を聴くと癒されますね。
常日頃、秘書の友人が、演奏会に出かけて耳を肥やすのも大切よ、(私はいつも発表会などを理由に断ろうとするので)と言っているのも納得です。昨日も疲れて会場に行ったのですが、音楽が始まると脳がリフレッシュされた気がいたしました。
ラヴェルのピアノ曲はまだ弾いたことがありませんが、数曲、弾きたいな弾けるかな?と思った曲があったので、家に帰ってから早速楽譜をアマゾンに頼んでしまいました。
ラヴェルというと、音楽の教科書にハンサムな写真がのっており、素敵な近代作曲家のイメージがあります。ドビュッシーにも似ている気がします。似ている、なんて書いたらどちらにも失礼とは思いますが。
近代化の進む、激しい時代の流れのなかで、務川さんは、ラヴェルの人生は充実したものだったと思いますが、謎も多く、私たちは音楽を通してしか彼の人となりを思うことしかできません、とおっしやっていました。音楽にはその人の人生が顕れることが多いのですが、万人がそうとは限らないでしょう。
でも、私にはラヴェルの音楽は静謐さと激しさの間を行ったり来たりしているようにも思えました。そして、最後に与える印象もやはり静謐でした。
館長ばら園
2025-05-07
以前は庭で地植えで育てていましたが、今は館長宅の東向きのベランダでばらの鉢栽培をしています。
最初、父が買ってきた大きな鉢の金木犀が枯れてしまって、それを活用するためにイングリッシュローズのガートルードジェキルを植えたのがはじまりです。ガートルードは香りも強く、大きくなるのでつる仕立てにしているのですが、まだ満開と言えず、写真を撮ってもいまいちなので今回はやめておきます。
まだ咲いていない、シャリマーや咲き始めたリパブリックドゥモンマルトルの写真はのせたのですが、、。
一番早く満開になったのが、デルバールのシャトードゥシュベルニー。綺麗な花ですよね。これも小さいオベリスクに巻いています。綺麗なんだけど、、、花もちが悪いんですよ( ノД`)シクシク…一日目の花が一番綺麗なロゼット咲で、次の日には淡い色になってしまい、その次には風と共に去りぬ、、。
今年は大きく咲いた、ヨハネパウロ2世。先日、崩御された教皇フランシスコの帰天をお迎えするかのように純白の大きな香り高い花を次つぎ咲かせています。パパ・フランシスコのバラもできるのでしょうか。清貧を心掛けていたパパ・フランシスコのバラは豪華なものより、小さくても芳しい花が似合う気がいたします。もしかしてもうあるのでしょうか?
ジュールヴェルヌは中から小輪のバラですが、この香りがまたとっても良いのです。フルーティーでいつまでも香っていたい。
その隣はバラ界のキムタク、木村卓巧先生作出の秘密の花園シリーズより、コリンクレイヴン。母が紫が好きだったので、紫で丈夫な花はないかと探しました。これも良い香りです。
コリンの隣りのピンクのバラがメアリーレノックスです。秘密の花園、たまに読み返したくなるのですよね。
端のほうでトレリスに少し這わせているのがダフネ。この作品もキムタクの作品で、香りはほぼないけれど花もちが異常に良いのです。これはこれで頼もしいバラです。
そして、まだ蕾の多いシャリマー、やはりデルバールのリパブリックドゥモンマルトル。モンマルトルは父が好きだった赤いバラです。モンマルトルはなんとなく芸術家の聖地という感じがしますね。父も子供のころ画家になりたくて、建築科の学生が落とした図面ケースに多分パース絵でも入っていたのでしょう。大好きな絵を描くことで仕事ができるのか!と父にとっては天職との出会いだったようです。
剪定が遅かったのか、遅咲きなのかまだ満開にはなりそうもありません。
冬の間の手入れが報われる5月の楽しみです。

