調布女子学生会館便り

調布女子学生会館便り

 

紅葉

2016-11-29
神宮外苑2016
今週の東京は、まずまず晴れて、風の強い日が続いています。
東京の紅葉の見ごろは今がピークでしょうか。
写真は、お馴染みの明治神宮外苑の銀杏並木です。
この日は曇っていましたが、黄金色に輝いて美しいですね。
 
調布あたりは昔、武蔵野と呼ばれた場所ですので、所々に雑木林も残っており、里山の風情も楽しめます。
調布女子学生会館からは、駅からバスに乗って深大寺、また、鬼太郎のミニバスに乗って「カニ山」のあたりを散策すると雑木紅葉を楽しめますよ。
上り坂ですが、自転車でも十分行けますので、学生さんにはお勧めです。
 
濃紅葉もよけれど雑木紅葉かな
             星野 立子

冬ばら

2016-11-10
2016冬さうび
立冬をすぎたばかりですが、急に寒くなってまいりました。
夏日が続いたと思うと、突然気温が下がったり。
今年は秋がないのでしょうか?
そんなことを感じながら毎日過ごしております。
 
それでも、我が家の庭のブルーベリーは色付きはじめ、
秋ばらを通り過ごして冬ばらが咲いています。
寒さにあたるとバラの蕾はゆっくりと大きくなり、
凝縮されたような花を咲かせ、花もちもよくなります。
年々歳々花相似たり、
と申しますが、そのようなことはありません。
自然のものはみなそうですが、夏の暑さや雨の量によって、
病気になったり、虫害が多くなったり、毎年いろいろです。
もともとバラは日本のような高温多湿な土地に合わないのかもしれませんが、熱帯夜を耐え忍んで、
芳しい香りの花を咲かせてくれると、心から感謝せずにいられません。
 
おっきくなったね。ありがとう。
 
尼僧は剪る冬のさうびをただ一輪
              山口 青邨
 
冬バラの句は聖書やマリア観音を詠み込んだものも多いですね。
寒気の中、咲き誇る花は孤高で気高く、その香りは年間を通して最も濃密です。
 
寒くなってまいりましたが、
皆さまの美しい花が大きく咲きますよう。

ハロウィン

2016-10-31
ハロウィン仮装
2016ハロウィン飾り
イギリスの先住民族、古代ケルト人のドルイド信仰では、10月31日は夏の終わりとされており、人々は悪い妖精などが家に入らぬよう、カブなどでランタンを作り、魔よけとして仮装したそうです。
この風習は主にイギリス文化圏で広まり、特にアメリカでは子供のお祭りとして盛大にされていました。
スヌーピーのマンガのライナスが、毎年、カボチャ大王を待っている日でもあります。(笑)
いまや、日本では大人も夢中で、このところハロウィンの渋谷や新宿など繁華街は、ディズニーランドのよう。
仮装した人々が大勢集まり大騒ぎです。
 
調布女子学生会館では仮装はいたしませんが、毎年、館生の皆さまにこころばかりのtreatを、ということでお菓子を差し上げています。
 
読書週間が先週の木曜日から始まりました。
古代ケルト人やドルイド僧が出てくる、有名な児童文学者であるローズマリー・サトクリフの著作などいかがでしょう。
どれを読んでも、大人でも楽しめますが、
手始めは映画化もされた、
「第九軍団のワシ」などお勧めです。
 
それでは
ハッピー・ハロウィン!
秋の夜長は、勉強と読書で
 

もの思う秋

2016-10-14
2016山茶花
菊かご
山茶花山茶花咲いた道
たき火だ たき火だ 落ち葉たき
 
そんな童謡を小さなころ唄いました。
山茶花と椿の違いがなかなかわからなかったものです。
椿は茶花として一輪挿しに活けますが、茶花、という名でも山茶花は茶花にしない、とお茶の先生に教わりました。
 
そして、山茶花の花期の長いこと。
冬の花の印象が強い椿ですが、実は椿は春近くならないと咲かない、、、ということも、このブログを書きはじめてから知りました。
調布市の神代植物公園では、10月終わりまで「秋のバラフェスタ」開催中です。
バラの花の写真を撮りながら魅せられ、自分でもバラを育てるようになりました。、、、なかなか難しいですね。なんといっても、雨が降って、葉の病気に悩まされています。
それでも苦労して世話をすると、かけた愛情のぶん綺麗に咲いてくれます。
 
世話をしていると、なんだか自分のほうが偉いような気持ちになりますが、
世話をさせてもらって歓びを得ているのは私。
 
何事も、そう思うと、感謝の日々が送れそうですね。
 
写真は大正寺で咲いている山茶花、と母が活けた菊です。
 
菊は実は、大好きな叔父が旅立ったから、叔母からもらったものです。
 
叔父は山の神のような人で、とても温厚な人でした。
今頃はきっと美しい花園に遊んでいるのでは、と思っております。

秋晴れ

2016-10-06
秋晴れ
昨夜は風が強く吹き荒れましたが、今朝はまさに台風一過、久しぶりの青空が広がる東京です。
9月から台風も多く、秋雨前線も居座って秋というより梅雨のような蒸し暑い天気が続きました。
予報では、今日は最後の、真夏日だそうですが、、。
 
調布は武蔵野とも呼ばれる、東京の西部、多摩と呼ばれる地区にあります。この多摩という言葉も古い言葉だそうで、美しいという意味を持つ言葉だと、中学生のころに国語の先生に教わりました。
私は生粋の多摩っ子なのです。
その先生に多くのことを教わり、その後先生は上智大学で教鞭をとられていらっしゃいました。
時々出会いもあったのに、恥ずかしがり屋だった私は、その男性の先生が手を広げて名前を呼んでくれるのを見て、逃げ出したことがあります。
、、、今思えば、なんて薄情な生徒だったのでしょう。
先生が天に帰られたと聞いたのはそれからしばらく経ったころです。
先生に教わった多くのことは、私の中で生きています。
そして、私の生まれそだった多摩地方のことを、美しいと仰ってくれたことは、強く心に刻みつけられています。
 
多摩、武蔵野には欅の木が多いのです。
この写真にも大きな欅が写っていますね。
昔の武蔵野の家は必ず欅を植えたそうです。
大きな欅が残る家も、今は少なくなりました。
 
武蔵野の木々は緑に
学び舎は白く輝く
 
 
私が12年間通った学園の校歌です。