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調布女子学生会館便り

調布女子学生会館便り

バラの季節です

2024-05-08
今年は4月30日、5月1日、2日を休みにすると10連休になったゴールデンウィークです。
皆様はどのようにお過ごしだったでしょうか。コロナ禍でままならなかった休日ですが、今年は楽しまれたでしょうか。
私もコロナ前はいつも海外一人旅を計画して出かけるのを楽しみにしていました。海外で美術鑑賞したり、オペラやバレエ、コンサートを堪能したり、一人旅の緊張感も旅の醍醐味でした。現地の鉄道やバスを調べてチケットを買ったり、お財布をあまり出したくないので、日本で買えるチケットは殆ど手配したり、そのように計画するのも楽しいものです。
愛犬も今年で12歳になって、来年の旅も迷っていて未定なのですが、今年も家でのんびり過ごしました。学生さんも帰られる方もいれば、そのままいらっしゃる方も居ていろいろです。五月病にならないといいですね。
10年以上前からバラ栽培にハマりまして、バラ愛好家の方はおわかりになると思いますが、バラというものは毎年新品種も出ますし、どんどん増えていきます。
6階の館長宅でも今、赤いリパブリックドゥモンマルトル以外は満開です。

コリンクレイヴン
ジュールヴェルヌ
今年の新入りさんです。他にも新苗のエクリュがありますが、お花は来年まで我慢します。
母が好きだった紫いろのコリンクレイヴンと、よく見るYouTubeのコマツガーデンの後藤みどりさんお薦めのジュールヴェルヌです。コリンクレイヴンは大輪といってもよく、香りも良いですし、ジュールヴェルヌは小さな花ですがフルーツ香の可愛らしいバラです。
シャトードゥシュベルニー
ガートルードジェキル
こちらはオベリスクに巻き付けた、フランスのバラ、シャトードゥシュベルニーとイングリッシュローズのガートルードジェキルです。ガートルードジェキル、良い香りなのですが棘が鉄条網のようで手ごわいのです。ガートルードジェキルは女性の造園家で、ウィリアムモリスなどと一緒に有名な屋敷の庭園などを手掛けた方だそうです。女性が仕事を持つことがなかなか難しい時代に頑張っていたのでしょうね。ラファエル前派のモデル(というのは当時とても卑しい仕事とされていたようです)だった、モリス夫人とは対照的ですね。
これらは秋にはあまり咲かないので、花が終わったら剪定してしまおうと思います。
ヨハネパウロ二世
ダフネ
前の庭でも育てていた、ヨハネパウロ二世。大輪で香りの良い白バラです。この花、大好きなんです。
あととっても花もちのよいダフネ。
調布女子学生会館の6階ベランダのミニバラ園でした
冬の間のお手入れが大変ですが、5月は報われる一年で一番良い季節なんですよね。旅行に行くと、このお花も満足に堪能できないというジレンマがあります。
父の誕生日、13日ごろには、きっと父の好きな赤いバラ、リパブリックドゥモンマルトルも満開になるでしょう。
花が終われば、また秋や来年に向けてのお手入れが始ります。
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