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調布女子学生会館便り

調布女子学生会館便り

ミモザの季節

2024-02-29
館長ひとりごとはぶつぶつと何やら更新しておりますが、こちらの調布女子学生会館便りについてはなかなか更新できていません。何とか月一回は更新したいとは思っているのですが、、、。何しろ学生さんの個人的なことは書けないので(でも、別カテゴリで学生会館で困っていること、リアルな事件などについて書いてみようとは思っています。もちろん匿名です)私の趣味とか、そのような瑣末な内容になってしまうのですが、、。

教師だった時と同じで、学生さんにとても感謝されることもあれば、希薄な関係しかつくれない時もあり、中には多分、嫌な感情を持たれているのでは、、といろいろ感じる時があります。
今年は、とても感謝してくださった学生さんが卒業され、早めにお引越しされていきました。四月から少し遠い大学の大学院に進学されるのです。
お母さまも涙を流してくださり、「ここにしてよかったです。ここでなければ卒業もできなかったです」と仰ってくださり、私も泣きそうになってしまいました。
でも私は殆ど何もしていないのですよね。やはり、大学のカウンセラーさん、調布女子学生会館の専属のカウンセラーさん、たくさんの先生たち、、、多くの人の手助けがあってこそですし、何より本人がやりとげる力をもともと持っていらっしゃったのだと思います。

また、他の学生さんもお母さまとご挨拶に来られ、こちらこそ感謝の心しかありません。

教師だった時、いろいろな生徒を見ましたが、心に残る生徒というのは、良い関係でも悪い関係でも印象深いものです。

時々、人に期待しないようになっている自分にハッと気づき、反省することがあります。
若い方はやはり、皆、純粋で素直です。

今年の卒業生は、コロナというパンデミックを越えてきた方達です。平穏なだけの学生生活なんて誰にもありはしないと思いますが、混乱の学生時代でした。
それだからこそ、それぞれの学生さんにいろいろな思い出が深く心に刻まれそうです。
私こそ、感謝の心でいっぱいです。

ありがとうございました。

三月には満開になるミモザ、イタリアにはミモザの日というのがあるそうです。
ミモザの花言葉は感謝や秘めた愛、、という奥ゆかしいものです。

見ると元気になるような黄色。春はレンギョウ、ヤマブキなど黄色い花も多いですね。

ご近所のミモザの写真です。感謝を込めて。
ミモザアカシア
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