館長ひとりごと
2024-02-14
暖かい晴れの日が続く東京です。ただ、真冬の空と違うのは冠雪した富士が少し霞んで見えることです。
当館の西側のお部屋にお住まいの学生の皆さんは富士を眺めていらっしゃるでしょうか。
昨日、ピアノのことを書きましたが新しい曲に入るとワクワクするんですよね。でも、壁に絶対当たる時があって、それをよじ登るのが中々の苦痛です。まあ、何事も上手く行き過ぎると面白くないですから、そのくらいのほうが楽しいのかもしれません。
何事も、壁に突き当たることがあると思います。そこでどうするかで人生の糧になるかどうか決まってくるとは思うのですよね。壁からはできるだけ逃げないほうが良いですね。たとえ乗り越えられなくとも、チャレンジする気持ちが大切だと思います。
実は、私は学生のころとても器用貧乏というか、努力というものを殆どしたことがなく、また、突出した得意科目もない、つまらない子供でした。だから、絵や音楽やその他もろもろのことは好きなのですが、これしかない！というものがなくて、、今思うと随分贅沢な悩みで、能力の落ちた現在の私からすれば、その時からいろいろなものに注力して努力すればよかった、、、と心から思うのです。
年齢を重ねて、やりたいことがとても多くなりました。もちろん、全て中途半端ですから努力しないと何もできません。よく言いますが、今が一番若いのですから、今できる努力をしたいと心から思っています。
若いころにタイムリープするか生まれ変わったら、今度こそ、努力の人になって、夢を叶えるのになぁ、、と思っています。夢はあまりにも大きいので内緒です。
