本文へ移動
ほっとする、安心できる、
アットホームな女子学生専用学生寮です。

館長ひとりごと

2024-01-18
大災害が起きたり、また世界での紛争を見ていると、明日は我が身、、と感じて心配になりますよね。北陸の被災者の方々は厳しい寒さの中、耐えていらっしゃるところでしょう。
不動産サイトに物件を登録すると、築年数がバン!と出たりします。調布女子学生会館は1981年の新耐震建築基準に則った鉄筋コンクリートですが、古い建物は敬遠されるのだろうか、、と心配したりします。
調布女子学生会館は、元総理府技官(今は内閣府技官というのでしょうか)で学校や庁舎など公共建築ばかり手掛けてきた父の遺作でもあります。
うちには、現在一級建築士がおりますが、(主人です:元化学研究員でなぜか沢山資格を持っています)ここの建物について昨日いろいろと聞きました。
主人はこのビルは大地震でも絶対大丈夫と言ってくれました。
①一階に壁面がしっかりあること。(1階が駐車場になっているようないわゆるピロティ構造は危ない)
②6階建という低層建築であること。
③L字型のような、余計な力の加わらない、要するにシンプルな建築であること。
④地盤はどうかといえば、旧甲州街道(昔からの主要道路)に近いということは、地盤の良さの証明でもある。
などが彼の言う根拠らしいのです。
地盤については、父もここはしっかりした地盤だ、とよく語っていました。まあ、二人の建築士、主に父の考えを信じていますが。私はやはり、父の作品を守りたいという気持ちも大きいです。

皆さんも、お住まいになる場所を決める時のご参考にしてくださいね。あと、ハザードマップは必ず見てください。

災害国日本ですが、被害を最小限にしたいものですね。




TOPへ戻る