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ほっとする、安心できる、
アットホームな女子学生専用学生寮です。

館長ひとりごと

2023-09-21
今日は酷暑ではありませんが時折降る雨もあって、蒸し蒸ししています。こんななかでもやはり、喉が渇きます。油断しないで引き続き熱中症に注意した方が良いですね。

ラフマニノフの大きな手は有名ですが、ブラームスの手も大きかったそうです。比べて、ショパンの実物大の手型が中村紘子氏の単行本「ピアニストという蛮族がいる」にのっていましたが私と変わらないくらいでした。ショパンの作品もご存知のように跳躍し、華麗な技巧が散りばめられているので難しいのですが、いつも「手の大きさは同じ」と言い聞かせて練習しています。(昔のピアノは今のものよりやや小型だとも聞いたことはあります)
しかし、もともと手の大きい男性作曲家の作品は弾くのに苦労も一入です。ブラームスの発表会用の陰鬱な曲の練習を、せめて一日5回弾こう、と先日やっと50回達成しました。
が、一曲弾くたびに喉は乾くし、暑くなるし、体力を使います。指も広げすぎて痛くなります。
これを思うと、ピアニストってアスリートなのだなと実感いたします。コンサートに行くと、男性ピアニストたちなど皆汗だくですものね。
今、調布女子学生会館ではピアノ科の音大生をお預かりしていますので、くれぐれもご無理のないよう、練習していただきたいと願っています。
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