館長ひとりごと
2023-08-25
昨日はフルオーケストラの現代音楽を聴きにサントリーホールに行ってまいりました。
ヤコブ・ミュールラッド作曲(1991年生まれのまだ若い方です)のREMS、オルガ・ノイヴィルトさんのオルランド・ワールドは世界初演だそうです。
オルランド・ワールドはオルガさんのライフワークのようで、エリザベス朝に生きた青年オルランドが昏睡し時代を超え、性別を超え現代に舞台が移るそうなので、今回のものは2023年版となります。メゾソプラノの女性歌手が途中で変身するのが斬新です。
この二曲は作曲家の方も会場にいらしていたので、初演の舞台としてサントリーホールが残るんだなあ、とちょうど椿姫の初演がヴェネチアのフェニーチェ劇場だったりしたことを思いだしました。作曲家にとって感無量でしょう。
しかし。
現代音楽はちっともわかりませんでした。(笑)最後のスクリャービンの交響曲がどんなにマトモに聴こえたか、、。無調性音楽はすでに理解の範疇を超えています(笑)