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ほっとする、安心できる、
アットホームな女子学生専用学生寮です。

館長ひとりごと

2023-08-10
明日は山の日ですね。明日から夏休みの方も多いのではと思いますが、調布女子学生会館事務局もお休みさせていただきます。
とはいえ、学生さんはいらっしゃいますので学生さんのお世話や、メールなどでのお問い合わせには対応しております。

今週の火曜日に、ピアノのレッスンだと書きました。今、三度目の正直というか、三度目のバッハ平均律コンプリートを目指しています。今回はブランクも長かったので、三年ほど前、ピアノを再開した時には初心に帰って、バッハインベンションから始め、今やっと1巻の8割ほど終わったところです。
先日のレッスンで学習していたのは、4番のプレリュードと5声のフーガです。5声のフーガというのは、5声の男女混成合唱団のようなものだと思ってください。フーガにはそれぞれ主題があり、5声でしたらソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バスのそれぞれで主題が現れます。5本の手で弾くようなものを二本の手で弾くのですから、それは複雑で難解で難しく、上手く弾けないのです。(バッハの曲には一分の隙もなく、弾きだすと最後まで集中しなければ弾けません)
難解すぎて、最初は数式が並んでいるようにすら見える楽譜ですが、音楽がわかってくると楽しくなります。アナリーゼといって、分析も必要です。

本当に難しいバッハですが、全ての曲が美しいのには感動しますし、複雑なフーガが美しい音楽になるところはバッハの天才性を垣間見ることができます。
この5声のフーガはオルガン曲のようでとても良いですよ。曲がだいたい掴めるようになると、私の頭の中はフーガが鳴り続けることがあります(^^;そのくらい、クセになるのです。
バッハ好きの人も多く、今、かかりつけの医院の先生もバッハの話になると診察が長くなります(笑)

皆さまも良い夏休みをお過ごしくださいませ
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