館長ひとりごと
2023-04-24
昨日今日と寒の戻りで、夜は風が強く寒かったです。北海道は雪が降ったようですね。
昨日はコロナ禍前から観に行きたかった、松本白鴎さん主演の「ラマンチャの男」を友人と観に行きました。横須賀芸術劇場、、、遠かったです。でも駅からのアクセスは良かったです。
白鴎さんが昨年怪我をされたこともあり、満身創痍な感じの演技でしたが、長い年月(1968年からだそうです)醸成された歌や演技とストーリーがぴったりと合って、初見の私も涙がでそうになってしまいました。泣いている方が沢山いらっしゃいました。
全編に人生に対する格言がちりばめられて、最後は勇気をもって宗教裁判に出廷するセルバンテス、ドン・キホーテは「ラ・マンチャの男です」と力強く言って去ります。
娘さんである松たか子さんの清らかな伸びのある声がまた素晴らしく、親子で出演するのも感無量です。
さてなかなか哲学的な内容のミュージカルでしたが、本当に人生について、生き方についての考え方はそれこそ多様でありますが、この戯曲に込められた思いもまた私たちに生きることの意味や意義を問い直してくれるものですね。
とりあえず、毎日楽しんで生きましょう、と私は思いました
