館長ひとりごと
2020-12-03
新型コロナ肺炎の世界的大流行で、それこそ未だ私が体験したことのない、何か未曽有のことが起きている、、と感じます。もちろん、目に見える変化や身近な体験からわかることもあります。病院に居る家族に会えない、とか友人と会食するのも躊躇われるとか、、。外出をできるだけ控え、他人との接触も控えます。それを孤独と感じるのも尤もですし、自由と感じることもできるでしょう。(行動に制限がある時点で自由ではないですが)
学生さんも多感な年ごろなので、ひどく孤独感に陥る人もいれば、ご実家にずっと帰らないで会うと明るい笑顔を見せてくれる方もいます。随分無理をしているのかもしれないし、もともと孤独に強い方なのかもしれません。
解約者が多くなり倒産した学生会館もあります。調布女子学生会館は皆様のお支えのおかげでどうにかやっております。うちの学生さんたちは意外と多くの方が住み続けています。それぞれご事情もあると存じます。
未知の感染症ひとつで、世界が崩れることもあるのだ、と世界中の人が思っているでしょう。21世紀にして、人類は中世に流行ったペストのような体験を、しかも人々は世界中を行き来しますし、ある土地の限定的なことでなく地球規模で経験しています。
いつかは、、病気に打ち勝つこともできるでしょう。
星占いでは冬至の次の日に惑星のグレートコンジャクションなるものが起こり、大きく時代が変わっていく、と盛んに言われています。
占いを100％信じるわけではありませんが、このような世界的な人類への脅威に長くさらされ、それが去ったあと、やはり人間の価値観は否応なく変化するだろう、と私も思います。前向きで良い方向に変われたら、、と心から願っています。
