館長ひとりごと
2024-07-26
山形県庄内地方の豪雨による被害のお見舞い申し上げます。
毎年、どこかで河川の氾濫や土砂崩れなどが起きています。雨の降り方が尋常ではなく、今までに経験のない、と言われる大きな災害になってしまいます。
こんな暑さのなか、避難されている方のご不便を考えると、どうかご無事でと祈るしかなす術もありません。
酒田市といえば、何年も前にいまの都立大学(当時は首都大学東京)の学生さんがいらっしゃいました。ご実家はご無事かなと心配しております。
ちょうど、羽生結弦選手が華々しく活躍をし始めた時で、その学生さんも羽生くんから入ってすっかりフィギュアスケートのファンになり、いろいろな大会を観に行っていたようです。
学生会館の仕事を長くしていますと、全国各地から学生さんがいらして、秋田市も大雨だというので最近卒業された方のことを考えております。
何が起きるかわからない、人生です。大学時代の友人が石巻出身で東日本大震災のときに実家を流されてしまったのですが、お父様は病院にいて、お母さまは高台にいて助かったそうです。その時に短いメールで言葉をかわしたのですが「命あっての物種」と書いてきたのを思い出します。
わたしも、そのあと、実家のことでいろいろあり今は連絡をとっていないのですが、大変な目に遭っても明るかった彼女のことを、いつも思いだします。
