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調布女子学生会館便り

調布女子学生会館便り

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秋海棠

2012-10-03
秋海棠
 台風一過、夏のような気候かとおもえば
昨日今日は雲が多く、
ひんやりとした秋雨も降りはじめました。
気温差がありますので
体調管理にお気をつけ下さいませ
 
春には「海棠」が咲く調布女子学生会館ですが
いまは「秋海棠」が咲いております。
海棠のように艶な
うす紅の花ですが、
すこし控えめな印象。
花びらのように見える大きな二枚は
がく片で
小ぶりな二枚が本物の花びらです。
 
秋海棠は庭の苔むしたあたりに
ひっそりと
しかし毎年数多くの花をつけます。
 
梳る秋海棠の日和かな
       大野 穆堂
 
晴れると快適な季節ですね。
体育の日、八日は寒露、暦では晩秋になります
 
多摩くらふとフェア2012、10/7(日)、8(月.祝)に京王多摩センター(調布より12分)で開催されます。
全国から物作りの職人さんが集まります

パンパスグラス

2012-09-25
パンパスグラス
 お彼岸をすぎ、
ぐっと秋めいてまいりました。
つい最近まで暑い日には蝉が鳴いていましたが、、
 
パンパスグラスが調布市青渭神社都立神代植物公園などで開花しています。
パンパスグラスはアルゼンチンなどの南米原産で
その名のとおりパンパス(パンパ)に生える丈高い植物。
秋の青空に映えますね。
 
南米のパンパといえば、
「はるかな国遠い昔」などを書いたハドソンを思いだします。
子供のころに読んだ童話
「夢を追う子」も幻想的です。
大草原は私たち日本人とっては憧れかもしれません。
 
調布駅北口からバスで行ける
井の頭恩賜公園で
三鷹の森フェスティバル2012フリーライブが開かれます。
9月30日11時より17時ころまで。
 
この日は十五夜、
仲秋の月を愛でるのもよいですね
 
 
 
 
 
 

彼岸入り

2012-09-19
ひがんばな
 雨一夜降つて彼岸に入りけり
           川口 益広
昨夜の雷、大雨が過ぎさり今日は彼岸の入りです。
寺院やお墓にお参りをするお彼岸という慣習が日本にはありますが、
インドや中国にはないものだそうです。
厩戸皇子の時代、
春秋の中日の前後七日間に諸国の国分寺の僧侶に読経をさせたことが
彼岸会のはじまりとされています。
 
ヒガンバナの開花はちょうど今頃にあたりますが、残暑が続いたり雨が少ないと遅れるそうです。
別名の曼珠沙華は「赤い花」をあらわす梵語が由来です。
雄しべが長く伸び、六個の細い花片がそり返り華奢な赤い簪のよう。
群生しているようすは神秘的で美しいものです。
 
秋分の日の九月二十二日(土)から
深大寺で秋の手作り市が開催されます。
一期一会の出会いお楽しみください
 

白木槿

2012-09-14
しろむくげ
 夏に咲く花は丈夫で花期も長いものが多いですね。
さすがにこの頃は百日紅の花つきも少なくなってきましたが
木槿(むくげ)は、つぎつぎと花を開かせています。
もともとは初秋、秋の花とされる木槿。
山上憶良が詠んだ歌があります。
芽子(はぎ)の花尾花葛花撫子の花
              をみなへし又藤袴朝顔の花
万葉時代の秋の七草ですが、この歌の朝顔とは木槿のことである、という説もあります。
 
 
白い木槿の花は(もっきん)という漢方薬になり、胃腸薬として珍重されたそうです。
蜜を吸う蝶もなんだか嬉しそうですね
 
真昼はまだ夏の暑さが続いております。
炎暑の疲れがでるころです。
連休はごゆっくりとおすごし下さいませ。
 
道のべの木槿は馬にくはれけり
            芭 蕉
馬も養生のために、
食べているのかもしれません。

白露

2012-09-06
鷺草
明日は二十四節気のひとつ
白露。
処暑の15日後にあたります。
つゆは夏のころから結ぶものですが
秋に入り凝ってしらたまのようになるころの意。
 
白露に風の吹きしく秋の野は
          つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
                  文屋 朝康
 
野分の風で白露が玉となって飛んでいく秋の情景。
 
朝夕は涼しくなりましたが、今年は本当に残暑が厳しいです。
 
涼しげなサギソウは晩夏の花。
七月から九月まで咲く多年草です。
調布市のおとなり、世田谷区には鷺草にまつわる伝説が残っています。
昔、白鷺が多摩川のほとりで鷺草となったとか、、
 
平和への祈りをこめて、
9月8日(土)セプテンバーコンサートが布田天神社および調布PARCOの前で開催されます
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