調布女子学生会館便り

調布女子学生会館便り

 

星まつり

2018-07-11
天神七夕飾り1
天神七夕飾り2
今朝、調布の布多天神社を通りかかりましたら、写真のような七夕飾りがありました。この6日と7日に七夕祭りがあったようです。
きょうまだ飾りつけが残っていました。お笑いライブ、キッチンカー、音大生による演奏会やライトアップもあったそうですよ。知らなかったので、残念です、、。
けれども、夏空に短冊や飾りつけが映えて、とても綺麗でしたよ。
皆さんは、今年の七夕に何か願い事をしたためましたか?
私はとりあえず、家族の健康を願いました。
 
ながむれば心もつきて星あひの
             空にみちぬる我おもひかな
                    建礼門院右京大夫
 
平氏の悲しい運命を思い出させる歌ですが、誰しも逢いたいと思うひとに逢いたいものです。七夕の星たちが願いをかなえてくれたらいいのに、現実は甘くありませんね。せめて逢えるなら夢のなかで。
           

イフタール

2018-06-11
日本イスラーム文化交流会館
イフタールのお食事
ちびっこ席
昨日、小寒い雨のなかを五反田まで出かけ、「日本イスラーム文化交流会館」のイフタールに参加させていただきました。
いま、イスラム教徒の断食、「ラマダン」中なのはご存知の方が多いと思います。
何回か、代々木上原の東京ジャーミーのイフタールにも参加させていただきましたが、ここ数年予約制になり、予約がとれなかったみたいなのです。みたい、というのは、このような興味深いイベントの手配は友人の秘書がやってくれるからなのです(;'∀')
私は今回初めて、五反田の日本イスラーム文化交流会館へ出かけました。
イフタールというのは、断食あけの食事のことで、モスクや一般家庭でもふるまうものだそうで、イスラム教徒でない人にもごちそうしてくださる、という有難いお食事なのです。
写真の料理が昨日のイフタールの料理。胃に優しく塩気の少ない、だけどスパイシーな料理です。スープはお粥のような感じ。皆さん、断食をされているので、デーツなどをまずつまみます。
礼拝をしてからお食事です。東京ジャーミーはモスクですし、テーブル席ですが、ここは部屋にじかに座って談笑しながらお食事する、というごく家庭的な感じでした。
日本人の女性で、イスラム圏の男性と結婚された方が多く、世話役をしているようでした。
男女は全く別の席で食事しますが、男の子は、母親と一緒に食べるようで、男の子席、というのが準備されています。
ラマダン前後はテロ事件が多発する、などとニュースで今年も流れました。
このようなイベントに参加させていただくと、ごく普通のムスリムの人たちの敬虔な姿を見て、いろいろ考えさせられます。
服装に制限があるのってどうなのかな、断食は辛くないのかな、、ハラールを気にしながら食事するのは大変なのじゃ、、等々。
去年伺った、日本人ムスリムの方が、
「守るべきことが決まっているのは、これさえ守ればあとは自由でいいんだ、と却って生き方が楽になった」と仰っていました。
普通の日本人は、自由という名の曖昧さのなかで、絶えず選択という自己葛藤を強いられているようなものですから、その方が楽になった、というのも頷ける話です。
なんとなく、草の根国際交流のような気持ちで毎年でかける「イフタール」ですが、来るものを拒まず、笑顔で迎えてくださる方々、美味しいお食事に、優しさを感じて帰るのでした。
調布女子学生会館には東京外国語大学の方も多く、中東言語の勉強をしている方もいるので、やはり、東京ジャーミーなどには行かれているようですよ。
 
御馳走様でした。心より感謝をこめて。

GWの旅⑥

2018-06-06
ベニスの水路
ベニスのゴンドラ
木の窓
斜塔
ブラーノ島
ホテルの窓辺で
旅の終わりに
ちょっと長かった旅行記も本日でおしまいです。
 
20年以上前に、イタリアに行き、とても感激してイタリア語も習いました。(殆ど忘れましたが)
その時、心に強く残ったのが、ミラノのロンダニー二のピエタ、と呼ばれるミケランジェロの彫刻、ボッティッチェリのヴィーナスの誕生などです。特に、ピエタ鑑賞時は人も少なく、彫像の前のベンチでしばらく眺めていたものです。そのころ、旅行を楽しむために美術の予習もしていたので、肉体派のミケランジェロが年老いて、こんな枯れた作品を作るようになったのか、、と感慨に耽った思い出もあります。ヴィーナスも浮き出てくるように感じました。でもそれらはみな、若い頃のたぶん、鋭敏だった感受性のなせる技、と、人込みの中での鑑賞でなかったからかもしれません。
それでも、ベニス(ベネチア、ヴェネツィア)が迷路のようで、楽しく、とてもロマンチックだったのは覚えており、もともとは、母が「ベニス、素敵ねえ。行ってみたいわ」といったことから計画しはじめたのです。
 
人によって感想は様々です。旅先で知り合った、シンガポール在住の母娘のお母さまは、「ヴェネツィアってなんにも見るものがなくてつまらなかったわ」と語っていましたし、9月に旅した友人は、「ゴンドラが身動きできないほどぎっしり。人も多いし暑いし」と言っていました。私は幸いにも3月末や、今回のように5月の旅行だったせいか、土日以外はそれほど混んでる、、とも思いませんでした。それでも、昔に比べると混雑しています。
 
人に見せて、ベニスらしいねえ、と言われるのは写真1や写真2のような光景でしょう。ゴンドラが通り過ぎるのを撮った場所はホテルからフェニーチェ劇場までの通り道のトンネル。
また、ちょっとおもしろいと思った写真も載せておきます。まず、なぜか一つだけ木製の出窓?の付いた建物。はて、、。
そして乗り放題券で島めぐりをした時のブラーノ島の光景。塔が明らかに傾いてますよね。ピサの斜塔ならぬ、ブラーノの斜塔。
カラフルな彩色で人気のある、ブラーノ島の光景です。これも旅ごころをそそられますし、実際人も多いのですが、行かなくても良かった?(個人的感想です)  母が行けば、素敵なレースを選んでいたかもしれませんが、、。
 
帰りの飛行機で隣りあった女性はイスラエルから日本へ観光に行く方でした。とてもあたたかく、感じの良い人で、ディスレクシアの児童の教育をしている、ということでした。私も元教員のはしくれなので、わかる?と言われて、イエス、と答えたり。こんな時に専門用語を聞きかじっていて良かったな、と思います。その女性とお話して、「それであなたは一人旅なのね」と言われました。
 
朝ドラで「タジオ」という美少年の名前が出てきましたね。トーマス・マンの原作がたまたま家にあり、子供の時に私は読みました。どうにも不思議な話に思えました。今なら、気持ちもわかるかもしれません。
 
ベニスはやはり、とびきり魅力的です。母にも見せてあげたい、私が替わりに良い思い出を大切にします。
 

GWの旅⑤

2018-06-05
カ・フォスカリ講義室
カ・フォスカリより運河
カ・フォスカリよりフラーリ聖堂
聖母被昇天ティツィアーノ
サンタントニオ・パドヴァ
ホテル前夜景
旅行記がまだまだ、、続きます。
パドヴァの一回目の訪問のあと、相変わらず殆どノープランでヴェネツィア観光を始めた私です。昔、訪れた時にサンマルコ寺院や時計塔などメジャーな場所は行きましたが、待った覚えもありません。そして現在は世界遺産ブームだからなのでしょうか、または、セキュリティチェックが義務付けられたからか、そのようなメジャーな観光地は本当に長蛇の列。朝晩は冷えますが、昼は蒸し暑いヴェネツィアで並ぶのはとても体力的にキツイです。
なので、少しマイナーかな、、と思える場所の見学ツアーを申し込みました。ちゃんと英語ガイドツアーもあります。それが「カ・フォスカリ」。ヴェネツィアン様式をよく残している建物だそうで、現役の「ヴェネツィア大学」です。
一枚目の写真はその講義室。ガラス越しに、運河がよく見えます。
カ・フォスカリのガイドさんは現役女子大生でした。ベランダからの風景を説明してくれ、「私はあの教会が大好き。美術的にも素晴らしい」と言われ、では、そこに行ってみます!となったのが、写真のサンタ・マリア・グロリオサ・デイ・フラーリ教会です。特に、写真に収めた「聖母被昇天」の祭壇画は若きティツィアーノの代表作です。一番上方に、神の姿が描かれているのが珍しく感じました。そのほか、この教会は多くの見どころがありました。
ヴェネツィアより、二回目のパドヴァに行った時のことです。駅からスクロヴェー二礼拝堂までは苦もなく歩ける距離なので、つい、巡礼者の絶えない、信仰を集めている教会である、「サンタントニオ大聖堂」まで歩いて行ってみよう、と真昼間に思ったのが間違いでした。五枚目の写真の聖アントニオ大聖堂にたどり着くまで、どんなに大変だったか、、、。すっかり足が石畳にやられてしまい、殆ど歩けないような状態になってしまいました。軽いつもりのミラーレスカメラもずっしり重く感じます。しかも、この聖堂は写真撮影禁止でした、、。
疲れきってヴェネツィアのホテルに着き、ホテル前の桟橋のところに椅子とテーブルがありましたので、一人でたそがれ、、夜景を撮ってみました。あまりうまく撮れませんでしたが。
でも、巡礼証明書はちゃっかりいただいたので良し、というところでしょうか。
へろへろになった私に「もう少しよ!」と道を教えてくださったシスター、帰りに駅までのせてくれた良心的タクシーのお兄さん、みんな天使でした。
ちなみに、スクロベーニ礼拝堂、サンタントニオも駅から同じトラムに乗って行けるそうです。リサーチ不足による、徒労でした

GWの旅④

2018-06-04
フレッチャ・ロッサ
カナル・グランデ
スクロベーニ礼拝堂
スクロベーニ礼拝堂聖母子
スクロベーニ礼拝堂
カフェ・ペドロッキ
たいした内容でもないのに、長々と書き続けてすみません。あと一回くらいで終わる予定です。
さて、ミラノで楽しんだあと、私は特急列車のフレッチャロッサでヴェネツィアへ向かいました。ご参考までに各サイトを文末にまとめておきます。鉄道は、とても安く快適ですのでお勧めです。日本の新幹線などとシステムが全く違うのでなんとも言えませんが、ヴェネツィアまでの二時間半ほどの移動、ビジネスサイレントという、2-1になっているシートの一人席の旅が事前購入だととてもお安いんです。時間制限もあるし、心理的に焦るのですが、120日前から座席指定もでき、購入できますので(当日、駅で購入したら一番高い切符代、ベースと呼ばれるものです)旅程が決まり、鉄道移動が可能ならサイトからの直接購入にチャレンジしてみてくださいね。写真1が、ミラノ・チェントラーレで私が乗ったフレッチャです。ミラノ中央駅も動く歩道の坂道バージョンがあって、トランクでの移動がとても楽でした。
ヴェネツィアでは、水上バス乗り放題7日券と、見学申し込みをまとめて、ヴェネツィアユニカというサイトであらかじめ日本で購入し、バウチャーまたはメールのバーコードをヴェネツィア・サンタ・ルチア駅の水上バス(ヴァポレット)の券売機のリーダーに読ませればピョコン、と小さいチケットが出てきます。見学場所では再び、バウチャーを見せないとダメなようです。
ヴェネツィアといえば、この光景でしょうか。サンマルコ広場側からカナル・グランデを眺めるとひろがる、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(写真2)。ペストの終焉を記念し建てられた教会ということですが、私にも少し、、思い入れがあります。
さて、ヴェネツィアについても殆ど観光せずに、実はパドヴァへ向かいました。快速ではメストレ駅の次がパドヴァです。サンタ・ルチア駅からも20~30分くらい。
この旅行で一番楽しみにしていたのが、パドヴァのスクロベーニ礼拝堂見学です。これも旅行社に頼むと法外に高くなりますので、自分で予約してみてください。どのサイトも英語サイトがありますし、どうにかなります!
金貸しであった大金持ちのスクロベーニ家が、自分のなりわいを罪深く感じてか、ジョットに制作依頼し、ラピスラズリで青い色を出す、というとても高価で美しい装飾の施された礼拝堂で、意外と人気があるようで、私は二回見学したのですが、どの回も人がいっぱいでした。やはり、ブルーがなんとも言えず美しいですね、、。
パドヴァでもコンサートに行ったのですが、その後、有名なカフェ・ペドロッキでミントクリームののった、カフェ・ペドロッキを飲んできました。甘くて、夜でも美味しかったですよ。
参考サイト
トレニタリア    www.trenitalia.com
ヴェネツィアユニカ   www.veneziaunica.it
スクロベーニ礼拝堂   www.cappelladegliscrovegni.it
コンサートなら、、   www.classic.com
なんだか、ガイドブックのようになってきましたね、、。最後にサンタ・ルチア駅のトレニタリア・インフォメーションのお姉さま方、とても親切にありがとうございました。そして、パドヴァへ行く15番線が私には見えない!(見渡したところ14番までしかなかった)と騒いでいたのを、「外にあるのよ」と意外な答えを教えてくださった駅員さんにも感謝です、、。