館長ひとりごと
2022-12-21
今年も残すところあと10日。毎年、暮れに向かって自覚のないまま、自然と忙しくなってああ、暮れだったと思います。
時は続いていますし、年の呼び方が変わるだけなのですが、年越しということにはやはり感慨深いものがあります。
今年はロシアによるウクライナ侵攻、戦争、また度々の北朝鮮のミサイル発射、中国の台湾への牽制など、自由と平和を脅かされるようなことばかり勃発しました。ウクライナの映像を見て、戦争は絶対嫌だけれど、大きな力に必死に抵抗するウクライナの戦士たち、残っている国民の方達(もちろん親ロシア派の人もいるでしょう)の様子をうかがうと、日本は島国とはいえ、やはり自分の国は自分で守るべきである、自由のために戦う必要もある、と思います。と言っても防衛予算の事などどうすれば一番良いのか、と一般人としては決めかねます。抑止力を持たなければという理論はもちろんわかりますが、強そうな人は誰も喧嘩を仕掛けない、ということで人間関係においても、それが正義と言えるのか、、とか思ってしまいます。
先日、首都圏学生会館協会の研修会がありました。そこでも少し考えてしまったのですが、、。この日本という国はまだまだ女性の地位が低いことで有名です。それを思うと女性の人権をもっと尊重して欲しい、というのが私の本音です。たまたま何日か前に「子供を産まなければよかった」という決して子供には聞かせられないショッキングなタイトルのNHKの番組を観ましたが、女性として生きる生きづらさを抱える方達の多いことを思いました。このような問題を深堀りして女性が女性として生きやすい世の中になれば出生率も上がるのではと思います。マスコミの功罪は、私のような世代に人口爆発、食料危機などを植え付けたことがあげられると思います。知り合いの団塊ジュニアの女性は「私は絶対子供を産まない」と言っていました。
結婚して子供を産むのが一番幸せとは言えません。けれども番組でも言っていたように、「確実に人生経験は豊かになる」ことは真実でしょう。私たちは子供や学生さんに成長させてもらっているのです。
