館長ひとりごと
2022-09-09
おはようございます。今日も東京は曇りがち、時々雨で涼しいです。
本日は、エリザベス女王薨去のニュースで驚かされました。高齢な女王でしたがお元気でお洒落でチャーミングな方でした。そして６日にも公務をこなしていたというのですから、本当に突然のことです。バッキンガム宮殿には虹もかかったということです。長きにわたって英国のシンボルのような方だっただけに、全世界の人たちが喪失感を覚えるでしょう。
それにしても、フィリップ王配は９９歳の天寿を全うされ、日本と違い、長く寝たきりにならず天に召されるという事象は終活を考えている人たちには実に羨ましいことなのではないでしょうか。最近、健康寿命ということが大切だと力説されており、私もそう思います。
もっと生きて欲しかったというのは女王にも、突然召された母、倒れた父にも思いますし、父母の存在が大きかっただけに私の喪失感もまだ癒されず、グリーフケアをしてもらおうかしら、などと思ったりもしますが、私たち子供世代に世話にもならず(病院やいろいろな手配はしましたが)、飛ぶ鳥のように去ってしまった両親のことは、本人たちが長い苦しみを覚えることなく結果的には良かったのではないかと最近少しずつ思えるようになりました。
エリザベス女王陛下、７０年も王として生きてきたのはさぞかし大変だったと思います。立派な方でした。ゆっくりお休みくださいませ。
