館長ひとりごと
2021-11-12
今日も晴れて暖かい東京です。
私が若いころには考えられなかったことですが、息子が大学の外研(というのか)として研究させてもらっている某国立研究所などは女性が多いそうです。
女性の社会進出は何も今に始まったことではありませんが、まだまだガラスの天井は存在しているのではないかな、と私などは思ってしまいます。
今年も就職が決まった四年生の学生さんがおり、誠にめでたい事と存じますが、若い人に私がよく言うことは(老婆心？)「大変でも仕事は続けたほうがいいですよ」です。
高度経済成長も終わり、子供の人口も減り、ここ数年災害や世界的経済危機や感染症などに日本だけでなく世界中が打ちのめされています。
景気回復、と盛んに言われますが、私の子供時代のような夢のような時代はもう来ないと思います。結婚したとしても、夫婦二人で働き、協力するのが当たり前の時代。
また、それでないと子供も産み育てることもできないでしょう。大変なことだと思いますが、女子学生さんたちには是非、まだ残っているはずのガラスの天井を突き破って欲しいです。心から応援しております。
