館長ひとりごと
2021-08-25
一頃のような熱暑ではありませんが、東京は暑い日が続いています。調布女子学生会館にも学生さんは多く残っていますが、今のところ皆さんお元気なのでホッとしています。
コロナワクチン接種については大学で済ませた人もいれば、実家のほうで受ける人、また二週間以上の帰省が出来ず、こちらで受けようかと迷っていらっしゃる方いろいろな方がいるようです。
最近は、もうコロナと共生していくしか道がないのかなあ、、、などと思ってしまいます。
それでも戦争下にいるよりはずっとマシです。以前も、アニメ映画の「ブレッドウィナー」のことを書いたと思いますが、アフガニスタンの人々はまた悪夢のようなタリバン政権下におかれることになり、必死に飛行機にしがみついて命を落とした少年のニュースなどを聞くと、命をかけても「この国を逃げ出したい」という人々の想いが辛すぎます。
タリバン政権下での女性蔑視、弱い立場の少女が必死に自分の本当の性を隠しながら生きていく様子を描いた「ブレッドウィナー」ですが、また同じような日々が始まるのです。
コロナによって私たちは抑圧されているかもしれませんが、自由をまるきり奪われているわけではありません。女子が学べるということは当たり前のことではないのです。
制限された学生生活は不自由きわまりありませんが、希望を持って頑張りましょう
