館長ひとりごと

2020-10-27

東京は涼しく過ごしやすい日が続いています。

昨日、渋谷のBUNKAMURAに行ってまいりましたが、途中の電車はそれほど混んではいませんでした。京王線明大前から京王井の頭線に乗り換え、渋谷に向かったのですが、渋谷の街は人が多い、、、！まあ、いつものことですが、渋谷駅前交差点はうまく渡れないほど人がいました。

映画館じたいは６割くらいの入りで、比較的年齢層が高く、お洒落なシニア層が多かったようです。映像ですが、幕間の休憩時間は館内も明るくなり、皆さん休憩に行けます。

その間、映画館内に残っていると、解説のカテリーナさんのインタビューなどが見られます。昨日の演目はロミオとジュリエットでしたので、一人目はマーキューシオ役、二人目はロミオ役のダンサーにインタビューしていました。ロミオとジュリエットはとても若い人たちのお話ですから、悲劇が起こる前までは、無邪気にふざけて踊りまわる若者の活き活きとした踊り、後半は悲しみを含んだ幽玄な踊りでした。白鳥の湖が一糸みだれぬ様式美であるのに比べ、この演目はミュージカルのよう。でも、演技力が要求されるのだと思います。ドラマティックバレエ、というのはこの作品のためにある言葉だと思い知りました。

こんなご時世ですが、以前も書きましたが、私の主人は最近は毎日出勤もして時折出張もしています。子供も研究結果をまとめたり、先輩の論文発表会など聴きに大学に行っています。来年度から国立の研究所で学ぶ予定ですが、そこでは毎日、朝から深夜まで研究している方達が多いそうです。

東京以外の方々は、毎日減ることのないコロナ感染者数を知り、東京が恐ろしい場所のように思われるのも無理はありません。けれども、私たちは感染予防に気を付けながら暮らしています。

無責任なことは言えませんが、見学にいらっしゃる時もどうか、そんなに心配されずにいらっしゃってくださいませ。