調布女子学生会館便り
はにわ展に行ってきました
2024-11-27
今週の日曜日に東京国立博物館のはにわ展に行ってまいりました。
モネ展と迷ったのですが会期の終わりが近いはにわ展に行ってきました。
凄い人出でびっくりいたしました。まあ、博物館、美術館はいつでもどこでも混んでいます。
はにわって現代アートみたいですね。
はにわというと、ヒト型や馬などのイメージがありましたが、筒状のものや、立派なお屋敷のようなものなどたくさんありました。
そして、写真にある、彩色はにわがやはり人気で、元はこんな姿だったのかと感心いたしました。
この髭の武人?はなんだか有田焼などに描かれる和蘭人みたいですね(笑)渡来してきた人なのでしょうか。
海外からの観光客も見に来ていましたが、西洋文明に比べると日本の6世紀はずいぶんプリミティヴだなあと思ったのですが、もしかすると西洋人たちは(ギリシア文明などから考察すると)、立体感のある濃い顔立ちですし、日本のような(ヤマザキマリ先生のいうような)ひらたい顔族ではないから、そもそもの造形認識が違うのではないかとも思いました。
日本の漫画やアニメはストーリー性があって世界でも人気ですが、アメコミの画風などとは明らかに違います。作家さんにもよりますが、二次元の人、と表現するのが適当でしょう。
骨格、顔立ちなどから造形、芸術なども全く違ってくるのかもしれませんね。
私は高校時代、美術部で油絵など描いていましたが、その時黄金比という言葉を知り、それはギリシア時代にはすでに当たり前の概念だったということを知り、随分驚いたものです。
私の息子が幼稚園や小学生の時に作っていた粘土像や焼き物がはにわにそっくりだったことを思いだしました。